1989年の10月、TinDrumの2枚目のアルバム「How ‘Bout This」をリリースするにあたり、ディーゼルの親友ダグ・インゲブリクトセンがマイクの前に立つべく戻ってきました。バンドは1990年の夏に大規模なツアーを行いました。「Cool, Calm & Collected」というコンピレーションアルバムも同年リリースされました。ツアーの後、1982年にはアルバム「Whale Meat Again」から「She’ll Be Dancing」という曲がリリースされました。
1992年の秋、ディーゼルは家族や他のプロジェクト、興味のあることに自分の時間を使いたいと発表し、少しの間音楽から離れました。
1995年、ディーゼルは「Diezel」というバンドでシーンに戻り、同年「Willpower」というアルバムをリリースしました。ツアーを実施し「Love Got It’s Hold」「When Sorrow Comes Alive」といったシングルのプロモーションを行いました。残念ながら2枚目のアルバムが出る前にバンド「Diezel」は解散しました。
ディーゼル&フレンズとして1997年の5月にリリースしたアルバム「reCYCLEd」は、彼のそこまでの15年の歩んだ道を物語るものです。アルバムにはTNTの定番曲やTinDrumの有名曲、アルバム「Willpower」からのリミックス曲が2曲収められています。
同じ年の秋、ディーゼル・ダール/ダグ・インゲブリクトセン/ロニー・ル・テクロ/モーテン・スカゲット(モーティー・ブラック)のTNTメンバーで集結し、ノルウェーのトロンハイムでチャリティーコンサートを行っています。
ディーゼルは多くのいろいろなミュージシャンの仕事や、音楽プロジェクトに参加しています。
Egomont Music Club「The Best of Norwegian music」(1998年)
Asgeir Borgemoen 「Turbo Compressor Noz –injection」(2002年)
Ronni Le Tekrø &The Evil Elf Band
「Under The Mistletoe」(2002年)
「Gods of Thunder, A Norwegian Tribute To Kiss」(2005年)
Backstreet Girls 「Shake Your Stimulator」(2007年)
Carina Dahl 「Hurricane Lover」Acoustic Session (2015年)
またテリエ・タイスランドや「ヨルン」ことヨルン・ランデ、カジノ・スティールの作品にも参加しています。